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オランダといえば何を連想されるでしょう?
チューリップや風車,木靴、日本と古くから交流のある国、でしょうか。
ちょっとしたデータから、現在のオランダを見てみましょう。ユニセフが発表する“子どもが幸福だと感じている国”として常に1位。「世界幸福度ランキング2019」では世界5位に。エコ・フレンドリーな政策を早くから打ち出し、今では環境を第一に考えたエコな生活を送る事がしっかりと定着した環境先進国です。
さまざまな側面で世界の価値観をリードしていくオランダ。どうしてこんな素敵な国になることができたのでしょうか。
私は花を学ぶためにオランダで滞在する中で、そのヒントは日々の生活の中にあると感じました。
彼らは歴史のある物に価値を感じ、大切に使い続けます。
自分のこだわりを大切にすること、自由な発想で生活を豊かに彩る術が大切なことを、親から子へ伝えています。
自分の幸せを誰かに委ねるのではなく、自分で自分を幸せにすることへの大切さを知っている人たち。
そんな幸せな生活を彩る方法のひとつに、フラワーアレンジメントがあります。
オランダでは家族が集う場所に、自分のスペースに、公共の場に、どこにでも、いつでも花があります。
生活に自然の豊かな色彩を取り入れることで、人は精神的に落ち着いて余裕が生まれます。それは自然と共存してきたオランダ人の知恵というべきもの。一人ひとりの気持ちが豊かになっていくことが、社会全体の寛容さへ繋がっているように思います。花の美しさやデザイン性を追求する事だけではなく、オランダが教えてくれる一人ひとりが豊かに生きる「フラワーライフ」の魅力を見て、感じて、みなさまの心の琴線に少しでも触れることを願っています。
Junko Fujii
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Profile
藤井 淳子
/ Junko Fujii
30年前に布花を習う。直後生花のアレンジメントを学ぶ。
NFD(日本フラワーデザイナー協会)の資格取得後、オランダのフラワーアーティスト「ヨハン スタム」氏と、四条烏丸にて「オランダ(ダッチ)スタイル」を教えるスクールを立ち上げる。
訪蘭の度、オランダ国立園芸学校、美術館でのデザイン理論や実践を学ぶ。
京都でオランダ公的なダッチスタイルの資格取得の礎を築く。
パリの、マキシム ド パリ、リリアンヌ フランソワにも師事。
独立後、南禅寺近くの自宅にて フラワースタイル教室「フィオリスタ京都」を主宰。
山総美術ギャラリー、細見美術館、くろ谷金戒光明寺、ウェスティン都ホテル京都などで定期的な作品展を開催。
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©︎ 2021, Junko Fujii
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